- 10.25
- NEWS
『The Monkey Prince(仮)』の製作について
※画像は、試作3Dマケットのモックアップを写真撮影したものです
東映アニメーション株式会社(所在地:東京都中野区、代表取締役社長:高木勝裕、以下「東映アニメーション」)及びサミー株式会社(所在地:東京都品川区、代表取締役社長CEO:里見治紀、以下「サミー」)、株式会社SOLA ENTERTAINMENT(所在地:東京都中野区、代表取締役:ジョセフ・チョウ、以下「SOLA」)、マーザ・アニメーションプラネット株式会社(所在地:東京都品川区、代表取締役社長:岡村秀樹、以下「マーザ」)の4社は、A REALLY GOOD FILM COMPANY LIMITED (Bona Film Group)(所在地:香港、総経理:Jeffrey Chan)と協力し、国際合作アニメーション映画『The Monkey Prince (仮)』を製作することを発表いたしました。
作品について
本作は、中国古典「西遊記」から着想を得て、世界的ゲームタイトル「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」のキャラクター・デザイナー大島直人氏がストーリー及びキャラクター原案を手がける、グローバル市場を見据えたファミリー向けアニメーション映画です。日本のコンテンツ力、中国のCGアニメーターの技術力とマーケット力、アメリカのストーリーテリングなど、日中米の強みを統合させたこの作品で、海外市場へ挑戦します。なお本作は、中国Bona Film Groupの多大な協力により、既に正式な中国合作認定を受けております。
監督は、ジョン・A・デイビス(『ジミー・ニュートロン 僕は天才発明家!』『アントブリー』など)が務め、脚本はJ・デビッド・ステム&デビッド・N・ワイス(『シュレック2』、『スマーフ』シリーズなど)が執筆しました。両者ともに、米アカデミー賞ノミネートの経験を持ち、ハリウッドの著名なファミリー向けフランチャイズを多数手がけております。また、米国ドリームワークスやソニー・ピクチャーズ・アニメーション作品などで活躍した日本人クリエイター野口孝雄氏がキャラクター・デザインとアソシイエイト・ディレクターを兼任します。
元ディズニー/ピクサーのプロデューサー、チャック・ウィリアムズも企画開発段階から参加
当社所属の元ディズニー/ピクサーのプロデューサー、チャック・ウィリアムズも企画開発段階から参加し、ディズニーとピクサーを融合させた経験を活かして、日中米アニメーション制作文化を融合させる役割を担っています。
アメリカの制作手法をベースに、それを日本独自の制作システムにとりこみつつ、今やハリウッド大作をも支える中国の技術力と一体化させることで、新たなアニメーション作りの基礎を築き上げていきます。
映像制作は、東映アニメーションとSOLA及びサミーと株式会社サンジゲンの関連会社(株式会社ギャラクシーグラフィックス)の共同出資により設立された株式会社TENH ANIMATION MAGICを中心に、日中米のトップクリエイターと協力しながら展開予定です。